競歩の他大の先輩「最近サンシャインはまったから沼津行かね?」
ワイ「ありやなぁ」
ということで沼津に行ってきました。
沼津とは
静岡県沼津市のこと。ラブライブサンシャインに登場する地域名でもあり、作品の中で多くの場所が登場する。三重県津市に水の石を与えても進化はしない。
以前も行ったことはあるので今回は沼津初心者の先輩に帯同もとい案内する形での参加となりました。
中でも今回初めて行った長井崎中学校下とあわしまマリンパークについて書こうと思います。
長井崎中学校編
Aqoursメンバーの通う学校、浦の星女学院のモデルとなった中学校。普通の学校だし人もいるので写真はありませんがアニメやMVに出てくる通りですごいとしかコメントがありませんでした。その再現の忠実性、制作スタッフの本気を伺えました。
オタク、マナーは守ろうな????
そしてその下のバス停。アニメだと第1期第1話やアニメ第1話OP・EDにも登場します。
先輩はアングルに拘るタイプだったのでアニメに登場するアングルでずっと写真を撮ってました。僕は先輩のアングルを確認するためにあれこれしてて気づきました。それは第1期ED「夢語るより夢歌おう」のシーン。ようちかが合流し梨子ちゃんが後から混ざるだけの5秒間、とても日常的で微笑ましいシーンです。
しかし、実際に行って気づきました。
この間、思ったより遠い。
腐っても我々は競歩選手(ちなみに先輩は国体選手にもなったことあるし全国大会でも入賞経験がある)なのでとても気になってしまいました。
googleによると110mであり、一般人の速度だと1分程度かかる。しかし動画を見ると、5秒で1/5〜1/6程度進んでいる。つまりこのペースで行くと110mを25-30秒で通過するわけで、100mあたり23-27秒で歩ききることになります。
高校生での競歩は一般的な距離は5000mなのでこれに換算すると19分10秒〜20分50秒くらい。スタミナ切れで+1分したとしても22分台は切ることが予想できます。
ここで高校生女子の高校記録を確認してみましょう。
日本高校記録21分33秒44藤井菜々子(北九州市立・2020/11/6現在)と書いてあります。やばい。つまりこの3人組は日本記録を打ち破るだけのペースを飄々と歩いてることがわかります。
スクールアイドルってすごいんだね!(棒読み)
上位スクールアイドルはプロのアイドルと同等の身体能力があるって無印で言われてた気がするし、曜ちゃんは飛び込みのナショナルチームレベルの実力があるって設定があるのでこれくらい造作もないんだなと思いました。スクールアイドル、好きだ。
なお、曜ちゃんは膝が曲がっていることを確認でき、梨子ちゃんは直前まで走っているので失格とさせていただきます。競歩のルールは厳格なので。
オタクはなぜかこういうところで盛り上がって自分たちの空間を作って出てこないから気持ち悪いんだなと思いました(自戒)。
その後はなんとあのあわしまマリンパークに行きました。
あわしまマリンパークって淡島の中にある水族館だと思ってたら、淡島自体がマリンパークだということをここで知りました。
行き来が近場の船着き場からの船のみとまあまあワクワクするパターン。実はこの淡島には僕の嫁である松浦果南ちゃんの家のモデルとなった建物があり、そこも楽しみでした。
松浦果南の家に行くわけだし、果南ちゃんち自体がテーマパークなのでこれってテーマパークデートからの「今日家に親いないんだよね」のパターンでお家に行くやつやん!とめっちゃ興奮した。そんな気持ちを抱えて船に乗って淡島へ。
あわしまマリンパークの水族館自体はペンギンとかアシカとかいたし、淡島近海の魚が展示してあったのでほとんど流し見にし、レギュ変更の通知を見たい気持ちを抑えて、果南ちゃんの家に行く我々。
テラス部分にマリンスーツが干してあって現実が作品に寄せてきてて感動しました。しかもその麓には酸素ボンベが置いてあって(カナンの文字入り)、より一層松浦果南の存在を印象づける演出がなされていました。外観はほどほどにし、ようやく中へ。
行くぞ果南!
失礼します!
ゲコッ
果南ちゃんの部屋って結構自然の中にあるんだね…(それはそう)
そう、松浦果南の家のモデルはあわしまマリンパークのカエル館でした。
あわしまマリンパークのカエル館はまあまあ規模がでかいらしい。単純にカエルの種類も多く、水槽の中のカエルを探すのも一苦労するレベルで水槽が展示されているため、なんだか本当に自然の中のカエルを探している気分になりました。世界中全国津々浦々のカエルが展示されているし、青色のアマガエルという珍しい個体もいてすごく珍しい体験をしました。
先輩はカエル全部の写真撮ってたしめっちゃカエル探してて推しを全身で体験してる僕より楽しそうでした。
あわしまマリンパークをあとにした我々はそのままあわしまマリンパーク内の淡島神社へ。
ここは松浦果南が日課のジョギングのコースにしている場所らしい。案内板を見ると往復50分と書いてありました。
往復50分…?
そう、淡島神社は淡島の山頂部に位置し、その標高なんと137mである。また、淡島自体は火山等の地殻変動により盛り上がった土地のため、ほとんどが石でできているため登る階段はとても急になってました。
松浦果南さん…、これジョギングはやばくないですか…?
とか言いつつも我々も文句は言えないので神社に挑みました。最初はテンポよく上へ上がるもとても足がしんどい。なぜなら階段は石で、しかも急だから足への負担がとても大きいのです。山場で視界も悪くいつがゴールか全くわからない精神的な辛さもありました。
先輩はしんどすぎて「長距離トップアスリートにここ登らせて、タイムと最大酸素摂取量と測って、5000mとの相関関係を見つけたい…」とか言い出しました。僕は思いました、「先輩の専攻って都市開発でしたよね?」陸上オタクもここまで抉らせるときつい盤面でも冗談よりも実践内容が出てくるんだなと感心しました。なお、その研究は結論が松浦果南のパフォーマンスを考察することにしかならないので現実では活きにくいと思います。そして多分最大酸素摂取量が多いと階段登りも5000mも早いと思います。
とかくだらないことを考えてたら山頂に着きました。途中あと430mとか230mとか出てきてすごく精神を折られました。下手なゴール出すくらいなら残り150mだけでいいよ…。てかなんでこんなところに神社立てたんだ…。
頂上の淡島神社で普通にお参りしてだらだら下山してタイム見たらだいたい35分程度でした。まあまあ早い。流石運動部系オタクなので体力勝負は強い構築になってました。めっちゃ膝笑ってますけど。
山頂の画像はなんだか神聖な気がしたのでありません。
そんなこんなで内浦の探索は終わり、沼津市内へ帰り今回の旅行は終わりました。
レンタカー借りたりの手配をしてくれた先輩ありがとうございました。沼津観光割とレンタカーの択が正解だと思いました。内浦で車停める箇所ないけど。
最後に松浦酒店にてバイトしてた松浦果南と写真を撮れてよかったです。
そういえば先輩と明るいうちにツーショットを撮らなかったので、結局前回の記事の反省をしていなかったことをここで報告させていただきます。