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考えまとめみたいなの

12/9 中野五月のおかげでカードゲームの初心を思い出す話(WGP2023トリオサバイバル)

ありがとう中野五月。僕は姉妹の中で五月が一番好きです。

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ヴァイスシュバルツのトリオ大会(WGP2023トリオサバイバル)に出てきました。ポケカでいうとCLのサイドイベントだけど豪華なやつです。PJCS2019だったかにサイドイベントなのにスイス+トナメがあったあれに近い。

 

なんでヴァイスシュバルツ?

ポケカの人口が爆発したおかげで抽選CLには出れない抽選シティには出れない、戦いの舞台にすら立てない時期が続いていました。それでもポケカには世話になったからジャッジくらいで貢献はしたいと思ってジャッジもやってましたが、ジャッジも抽選は落ちるのよ。

 

わがままではありますが、やりたい時にできない趣味ってまあまあストレス溜ります。なのでやりたいときに大会出れるコンテンツで、かつ初心者でもある程度勝ちやすいカードゲームを探してました。(途中競歩をやったりもしましたが、普通に怪我したので一旦休止です。悲しい。)

 

ありました。

ヴァイスシュバルツです。

(以外WS)

 

ちょうど11月くらいからWSはシーズンインし、大会が多数開催されていました。しかもいつエントリーしても出れると言うね。

なんでかはよく知りませんが、よく行くカードショップである札屋がWSの界隈では全国規模で有名な店舗らしく、その知名度に合った実力者が多数集まるらしい(店員の方も強いって聞きました)。

そんなことから、まるっきり新規で始めた割にはなぜか環境ができあがってました。しかも普段からポケカをしている人らもWSのデッキを持ってたりしてました。もしかしたら札屋では必修科目だったのかもしれません。

 

なんで中野五月?

とは言いつつも、WSの環境や対面、プレイングなんて一朝一夕でつくものではないため最初のハードルはそれなりにありました。

まずどのデッキから?とはなるのですが、WSは自分の好きな作品から入れるのでそこから絞って決めようと思いました。公式の大会結果見てビビッときたやつにしよう。合う合わないはその後考えましょう。

 

 

ってな感じで眺めてて見つけました。

五等分の花嫁(中野五月単)です。上杉くんが五月を選ばなかったので僕が五月を幸せにします。

 

環境tier1ではないですが、まだキャラ愛あったほうがやりやすかったです。WSはコンテンツから入りやすいのいいですね。

 

 

上記のカード、気づけた想い中野五月(以下レベ3五月)は五月単のメインカードです。テキストから見るに、詰め性能がとても高いカードであることがわかります。相手の対面無視して強引に勝ちを得られます。ポケカで言えば、自分サイド3枚の時相手のサイドが2枚以下なら勝ちみたいなもん。強い。

後コストが半端ない(WSは手札上限が7枚)のですが、これは五月が大食いという設定が反映されているみたいで、原作リスペクトを感じられるのが良いですね。

 

このデッキに採用されているカードほとんどが、「手札やコストを増やす」の性質を持っているのでガバプレイの初心者の僕にも扱いやすいものでした。しかも詰めだけを考えればいいので、対面の情報を無視して自分のやりたいことだけをやっていても勝てるコンセプトでした。

 

 

練習方法

最初は札屋にいるポケカ勢の中で、WSやってる人に声かけてルールを教わったり対面をお願いしていました。そのつながりから札屋でWSメインの人らを紹介してもらい、ガチの練習をつけてもらいました。最終的にはメンツは違えど練習の仕方もポケカと変わらず、第三者に口出ししてもらうやり方になってました。

リソース管理とかがポケカとは全く違うし、考えることがポケカより多いので、結構慣れるの大変でした。札屋の人たちのおかげで、WSの正しい考えを得られたのが大きかったです。

初心者の僕を快く受け入れてくれたり、色んな対面を用意してくださったり練習指導してくださった札屋WS勢には頭が上がらないです。ありがとうございました。

 

デッキ構築に関してはそこまで悩まなかったです。なぜか五月単はかなり大会で結果を出しているアーキタイプなため、公式ホームページから常に最新のデッキリストが提供されてました。そこから知識を得ていきました。あれも採用これも採用とはできないので、最終的には「自分のやりたい動きを優先する」、「初動の動きを平均化する」を目指しました。

 

でも練習ばかりでは時間配分とか、対戦中自分1人で考える力は育めないので公認大会出たりCSにも出ました。現場の感覚は現場でしか学べないので、ここはやっておいて良かったです。

 

いざWGP

前日は会社のウンチ忘年会でしたが、途中退室可とのことなので渋々参加へ(不参加にしてましたが先輩にでろと言われたので泣きながら参加)WGP当日は朝早いのでそんなに遅くまでは居られないものの、カスイベを途中退室して札屋へ向かいました。

その日は推しの子の新弾だったので剥いてる人いないかな~とか、ワンチャン対戦できないかな~のノリでふらっと行きました。案の定推しの子剥いてる人がいて、新弾の談義したり、僕が剥いた箱から出たカードを翌日のWGPで推しの子を使う人に譲ったりとわちゃわちゃしてました。大会前日とは思えない緩さです。

札屋の閉店時間が迫り、帰るか~となってから「明日何時集合?」とか「明日のデッキどうよう」だとか大会前日特有のやりとりが出始めました。自然と空気が引き締まるのを感じました。そうそう僕のやりたいカードゲームってこういう感じの物も含むんですよ。それと同時に、こんなやり取りしばらくやってなかったと寂しい気持ちになりました。今じゃ身内と大会に一緒に行くなんて相当運が良いor相当強いのどっちかです。明日は勝ちに行くのも大事ですが、まずは楽しむこと!そう心に強く刻んで帰宅しました。

 

 

初参加のWGP

個人戦ではなく、トリオサバイバルに参加でした。チームは札屋ポケカ勢の27缶さん、くりさんに組んでもらいました。当日も3人で一緒に移動しました。久しぶりの大会出る側だったので知り合いが一緒にいるというのはとても心強かったです。

大会会場に着いてからは物販見たり、使わないデッキの1人回ししていました。

 

時間になり、WGPトリオサバイバル1戦目が始まります。

(以下対戦レポです。)

 

 

1戦目 本宝PIXAR 先攻 ○ チーム×

初動を強くできるように作ったデッキなので、自分の理想通りの展開からゲームを始めることができました。ちなみにこの対面はやったことがない対面でしたが、コンセプト通り自分のやりたいことだけを優先しました。(ちゃんとわからないカードは聞いていました。)

終盤、相手がこちらのダメージを調整してきました。僕はレベル2クロック(ダメージ)4、相手はレベル2クロック4で僕の番が返ってきます。WSは先にレベル4になったほうが負け(7クロックでレベル1アップ)なので、レベル2クロック4は詰め盤面1歩手前になります。しかしこのクロック4がかなり絶妙でした。僕の切り札であるレベ3五月はレベル3のカードなので、今の状況では使うことができないし、かといってこのターン何もしなかったら対戦相手に一気に詰め寄られて最悪負けになることまで想定できていました。

自身のコストと手札を見比べながら、勝ちのルートを探します。条件次第で、レベ3五月を出せることがわかりました。それがわかれば後はそのルートに進むだけです。レベ3中野五月を3枚場に出し、相手に理不尽高火力をぶつけレベル2からレベル4まで一気に押し込み、なんとか勝利できました。この無理矢理レベ3五月を出す手段は3日くらい前に札屋WS勢に教えてもらった戦い方だったので、ちゃんと練習の成果が出て良かったです。良い成功体験でした。

 

なお27缶さんとくりさんが負けたのでチーム負けです。

 

 

2戦目 電源ホロライブ 後攻 ◯ チーム×

普段札屋でWSをしている方のチームでした。1敗同士なので負けたチームはドロップにも関わらず、「ここで当たる!?」と対戦前には笑顔が絶えていませんでした。これもある意味大会特有のノリなのかもしれません。

お互い対面は何のデッキかはだいたい推測できていました。おそらくホロライブなんだろうと思いつつも、この電源の類は僕はかなり苦手でした。五月単の性質上、電源相手はパワー負けすることが多いたためです。悠長に構えている場合ではなく、アグロしたほうが良いと数ヶ月の経験の中で考えていました。もう既に1敗しているので出し惜しみしても意味がないと突っ込みました。

予想通り相手はハンドがじり貧みたいで、ダメージを溜めていくことができました。最後は強引に正面を開けてダイレクトにたたき込んで押し切れました。かなりビギナーズラック的なことになってましたが、WSはこういう運要素でジャイアントキリングできて初心者受けするんだろうなぁと感度しました。初動に運要素絡めるポケカ、見てるか?

 

なお27缶さんとくりさんが負けたのでチーム負けです。

 

 

これにて初GPは0-2でドロップとなりました。

真っ先に楽しかった!って思いました。負けは負けでしたが、やはり大型大会特有の空気感とか、それに至るまでの準備の感覚はやっていないと味わえなかったです。対戦内容もここまで練習してきたなかで得た経験とかが存分に活きた内容だったので、勝っても負けても笑顔になれてたはずです。ポケカの負けはだいたい事故負けパス引けなかったとかなので反省もクソもない(唐突な悪口)

週にそんなにWSする時間取れないかなと思ってた割にはWSの準備はできていたと思います。最近ポケカ以外が忙しいとか理由付けてなんの練習も考察もせずに惰性でやっていたり、大会前日にデッキ用意してるの意味ないことだったと反省しました。ちゃんと取り組めるならポケカもちゃんとできたのかもしれません。

 

 

気づけた想い

そういえば僕がポケカを始めた時ってポケカやる人マジでいなくて、ショップ大会で出会った人に声かけてうんぬんな状態でした。その時って環境のこととか多少は気にしてましたが、自分の好きなデッキでどうやって立ち回ろうと考えてたり、環境デッキに負けてもあまり萎えてなかった気がします。勝ち負けにこだわるよりも、カードゲームの対戦に重きを置いていたんだと思います。今回WSで感じていたことはだいたいこんな感じのことでした。大会前後のワクワク感とか、緊張感もそんな感じ。

なんだかんだカードゲームって好きなのかもしれません。最近のポケカは努力が報われない節が多くてうーんとなりがちでしたが、ここで初心にかえれたのは大きかったと思います(?)これからもプレイヤーもジャッジも楽しむことを第一に頑張ろうと思います。

 

 

中野五月

五月って最初から最後まで、「教師になる夢」「見守る側」を徹底していたのがすごく好きです。教師なりたいと思う自分自身に悩んだり、上杉との立ち位置だとか。めっちゃ女子高生っぽい(当方JKエアプ)。

後3ルックして3点バーンできる。中野五月、好きだ…。