映画HUGっと!プリキュア、ふたりはプリキュアオールスターズメモリーズを見てきました。
↑これ
月曜日(10/29)某焼き肉店
チカ「プリキュア行くぞ」
ポン「いいよ」
たかし「かしこま」
てな感じで10/31にプリキュアの映画を楽しみにイキイキとした顔で映画館へ行く幼女のコスプレをしてきました。
プリキュアの映画を見に来た幼女のコスプレです pic.twitter.com/vRpPu9F9GX
— チカ (@poke_gimmick) 2018年10月31日
全力で映画を楽しもうとする幼女の図
最初に券を購入。
チカ「プリキュアの映画の券ください。あ、学生証出すので学割で。」
男子大学生の学生証でプリキュアの映画を割引する男たち。何か矛盾しているが気にしたら負けである。
ちなみにミラクルライトはもらえなかった。一緒に自称女児のたかし(プロピオン)もいたのにおっかしいなーー。
劇場内へ足を運ぶと、平日の昼ということもあって劇場内はガラガラでした。これでいいのか盛岡映画館通り。ボケーっとしたり、館内にあったパネルの撮影とかしてたら時間も近づいてたので、席に戻ると幼女(これは本物)とすれ違って微妙な雰囲気になった。
ポンチカ幼女(これはたかし)の順に並んで座り、映画に臨む。この時もう劇場内には親子連れ幼女が4組くらいいた。かくなる上は俺たちも幼女になるしかない。
プリキュア!ラブリンク!!
(以下幼女になりきって文章を作成しようと思います。)
えっとねあのね、さいしょはきゅあぶらっくときゅあほわいと、るみなすがたたかってたの。てきがねものすごくおっきくて、わたしはとってもこわかったのだけれど、ぷいきゅあはたたかっててとってもかっこよかった!ぷいきゅあってつよい!
たたかってたばしょがよこはまのあかれんがそうこだったり、うごくほどうしゅうへんだったから、「あー、ちくわ陽炎さんとここ行ったなー…。あ、ポケモンセンター移転したんだっけ…。」ってへんなきおくがわたしにながれてきたの!ふしぎだね!
でもねでもねみでんってやつがちくわ陽炎さんとおもいでのとちにでてきてぷいきゅあをやっつけちゃった…。ふぇぇぇぇ…。
ばしょはかわってこんどははぐぷり!
えーるたちがたのしくしてたのにまたみでんがでてきた!プンスコ
まあ、なんやかんやあってぷりきゅあたちがちいさくなるんですが、そこからのくだりはひっけん。
なぎさの「プリキュアだってただの中学生なんだよ!」的なセリフがぐっと来た。
気のせいだな!!!
地球の平和がとか言う前にプリキュアはただの女の子だし、つらいときは誰だってそばに誰かいてほしくなるもの。劇中でいろいろあってこの時点ではなしかまともに動ける人がおらず(なぎさもいたけど変身はできなかったから)、私がなんとかしなきゃの精神でいたが、小さな中学生の女の子にプリキュア全員の命を救えだったり、地球を救えだなんて荷が重すぎていることに気づかされる一面でした。
ここからなぎさとほのかの絆の力でえらいこっちゃになるんですが、もうここは涙なしには見れなかった。初代組には初代組の強さがあって、本当に感動した。
ハグプリも似たようなことをしますがこれは全く同じではなく、はなちゃんのなりたい自分に回りが自然と応援したくなってしまうというハグプリらしさがでてて「あぁ^~」ってなった。
この感動のシーン中にながれてくるBGMである挿入歌がまたいい曲でこんなん涙不可避って曲だったので、このためだけに行っても全然損がない。
なんともう発売されていた。
ここで話的に一旦区切られた感じ。
次はミデンを直接とっちめにいこうという話に。
んでいろいろあってプリキュアが全員やられてしまってえらいこっちゃの盤面になり、お決まりのミラクルライトのシーンに。
ここでハリーが「今まで好きだったプリキュアを応援するんや!!」って言うんですけどこれがまた熱い。プリキュアは今年で15周年、つまり15年分の思い出が詰まっているわけで、これはもう応援するしかないでしょ!!ってなった。
でもハリーが「ミラクルライトを持ってるみんな!!プリキュアを応援してくれ!!」って言ったせいで、ミラクルライトを持っていない俺たちはプリキュアを応援する資格なんてなかった…。
次回作からこのセリフを何とかするか、ミラクルライトを俺にもよこせ。俺だってプリキュアを応援したい(真顔)。
復活してからの各シリーズのプリキュアがスポットライトを当てられるんですが、その時のBGMが各シリーズのOPアレンジで最高だった。
そもそもミデンがなんでプリキュアの記憶を集めているのかという話になるんですが、ネタバレなので詳しくは言わないけれどなんとも考えさせられる理由でした。
自分には何もないから他人の物を集めたい、集めて自分の物の気分になっている人っていますよね。Twitterとかで。ほかの人の経験や思い出はあくまでその人のもので、自分の思い出は自分で作るしかない。確かに一般的にはそう思えるかもしれない。
―――でもそうやって物を集めるのは自分自身に何もないという焦りやさみしさからきているのではないのか。
はなちゃんのこういった考えは目から鱗でした。
でも考えてみると、自分でもそういった経験があるなと。誰だって自分が見劣っておると思いだすと他人の物をうらやましがったり、妬ましくなったり、欲しくなりますよね。今でいえばカプ・テテフGXがほしいポケカ始めたての人みたいな感じ。違うか。
前作も思ったけど毎回メッセージ性が子供(特に幼女)向けではない。
何も思い出がないというか、ミデンは独りぼっちでさみしくてずっと泣いてたからこそ、誰かと思い出を共有したかったんだろうなと。たくさんの人たちから応援されてきたプリキュアの思い出を自身の物とすることで、自分もプリキュアたちのように輝けるかもしれない、誰かと一緒の思い出を作ることができるかもしれないと考えてたと思うと泣けてくる。
やっぱりここではなちゃんはミデンに寄り添ってくれるわけなんですが、解決方法がjほんとハグプリらしくてやっぱり泣いてしまった。
ミデンのことをかませ役っぽくいってしまうんですが、はなちゃんがミデンに言ってた「ミデンはみんなの思い出を未来でつないでくれたんだよ。」はなるほどなと思いました。
いやまあ正直僕はプリキュアのことを熱心に追ってなかったのでハピネスチャージとプリンセスはよく知らないんですよね。今の幼女もおそらく昔のプリキュアのことなんて知らない。
でもこれって作品自体に触れられていない、思い出を共有できていない、つまりミデンでいう独りぼっちのようなさみしさを与えているのではないか。でも今回の映画はプリキュアが全員そろって、テレビでも紹介されてってなっているから少しくらいには頭に残る。私たちはここにいるよ、だから知らないままにしないでといった感じ。
初代以降の”過去のプリキュア”たちにとってはこの映画は未来の話であり、俺たちと思い出を共有できたわけだから、こういった意図を視聴者側に気づかせるためのとても深いセリフのような気がしました。
ミデンって名前もこういう意図を組むと「未伝」って感じで未来で伝わるってところからきているのかもしれない。
今回も圧倒的に濃かったので思わずプリキュアの映画を見て感動する成人男性のコスプレをしてしまいました。ほら、ハロウィンだしね。15周年とあってテーマが「私たち、あなたたちとの思い出」とかそんなのかなーって思いました。
………。
……………。
はっ、ねちゃってた!!へんなおじさんがでてきてかもしれないけどちかはよくわかんないや!!
えーっとね、こんかいもぷいきゅあかっこよかったよ!!
ドキドキプリキュアのシーンがいろんな意味で少なかったのが残念でした。