エアームドを愛したい

考えまとめみたいなの

映画プリキュアスーパースターズ!を見に行ってきました。

プロピオン(10歳女児)「えっ!?ポンさんとチカさんまだプリキュア見に行ってなかったんですか!?」

 

ポン「行くか」

僕「うっす」

 

というわけで映画プリキュアスーパースターズ!を見に行ってきました。今回はそれの感想になります。

 

 

www.precure-superstars.com 

 

 

「hug っとプリキュア」の画像検索結果

一番右の力のプリキュア、キュアエトワールさんこと輝木ほまれさんは僕のママなので覚えておいてください。

 

 

 

感想

 

 泣いた。後半ずっと泣いてました。というのも、もともとプリキュアが小さなお友達向けの作品なのでストーリーが簡潔で、メッセージ性が強いため、映画の内容がすんなりと入ってきやすい内容なのです。

 

 今回の映画は「約束を破ったら悲しいよ」ということを小さなお友達に教えてくれるいい作品だと思いました。主人公のはなちゃんが幼い時にした約束を破ってしまって、そのことが敵役が暴走する原因になるというわけでまあなんと女々しい敵ですこととても分かりやすかったです。はなちゃんが冒頭で言った「前に約束破って相手のこと傷つけちゃったから、私はもう約束は破らないんだ」的なセリフ、こんな簡単そうに言ってしまってるけど約束を破られた相手側の気持ちを汲んであげるなんて小さなお友達にできるのか、ましてや大きなお友達も気づくことができるのかなんて思いました。そこのお前、中学2年生に言われてるんだぞ、わかってるのか。

 

 敵のウソバーッカが攻撃することによって現実世界が石になってしまうのも、約束を破られた人の心境を表しているような気がしました。だんだんと周りを信用できなくなって心が固まってしまって関わりを絶ちたくなる。この映画を見た小さなお友達はこれからの社会勉強として覚えていってもらいたいですね。じゃあ約束を破ってしまって「ウソツキ」になってしまった人はどうすればいいのか。この解決方法もはなちゃんが映画の中で示してくれましたね。まずは相手に謝りましょう、そして自分の謝罪の気持ちをしっかり伝える。最後にウソツキのままで終わらないよう約束を果てしてあげる、そうすれば相手と仲直りできる。とても簡単なことのように思えるけれどだんだんと難しくなってくることを早いうちに教えてくれるプリキュアさんは本当にすごい。そこのお前、中学2年生ですらやってるんだぞ、意固地にならないで素直になったらどうだ。

 

 仮に約束を破られて悲しくなってしまっている人がいたら、そばにいてあげましょうというメッセージも最後に訴えられてましたね。敵にすらこうやってしてあげるキュアエールマジ母性の塊。というかクローバー君、抱きしめられすぎじゃない?俺も抱きしめられたいんやけど。誰が悪いだとか、許せないとかあるかもしれないけれどそれはお互いの気持ちを十分に伝えきれてなくて平行になってるからであって、ちゃんと気持ちを伝えてあげれば最後にはしっかり仲直りできるし、相手の寂しさにも気づいてあげられる。プリキュアはもしかしたら道徳の教科書なのかもしれません。

 

 あとプリキュアの上下関係の描き方(ハグプリから見れば全員先輩プリキュア)がすごくよかったです。困ったときは頼れる先輩に助けを求めてみたり、先輩は困っている後輩のために落ち着きのある行動をすることで後輩を導いてあげる。これも簡単そうに見えてすごく難しいことですよねさっきからプリキュアすごくないか。頼れる先輩になりたかったらプリキュアを見ろ。また、同期のプリキュアの仲間想いな部分がちらほら見えてお互い信頼しあってるところもすごくよかったです。後のほうなんかで「私たちのみらいなんて~」とか言い出してるの最高でした、彼女自慢か。

 

 

 人との接し方、関係の修復の仕方など新生活で必要なスキルをすべて教えて実践してくれるプリキュアスーパースターズ最高でした。

 

 

 

ポンくんと「プリキュアめっちゃよかったな…」なんて言いながら劇場から出ていくときに、ミラククローバーライトを持った女の子が入ってきて(僕たちはもらえなかった)、少しだけ複雑な気持ちになったのは秘密です。